DS Liteの液晶の残像について2007年06月30日 09時57分38秒

(C)KONAMI 1984,2007

新色もけっきょく残尿液晶であることが明らかになり、ネット上での糾弾が次第にヒートアップしてきているようなので、私からも燃料投入させていただきます。

ご用意しましたのは、2006年4月購入DS Liteネイビーブルー(WMV9/DivX)と、2007年5月購入DS Liteネイビーブルー(WMV9/DivX)のサンプル動画です。

まず冒頭で点滅している「RANK 40」の文字の消え方です。2006年4月版では残像が1フレーム分しか残らないのに対し、2007年5月版では2フレーム分残っています(コマ送りのできるプレイヤーで確認可能です)。

レーススタート後、残像はより顕著になります。横移動する自車はニンジャのように影を率いていますし、スクロールする背景は輪郭が流れて視認が困難になっています。

ということで、動画においても液晶の質の低下をはっきりと確認することができたわけですが、だからといって今DS Liteを買い控えすべきかというと、そうとは言い切れません。それは、DS Liteはもともとシュリンクによるコストダウンの余地が小さいのに、為替レートや人件費の関係で製造コストは初期の頃よりむしろ増大しているはずで、液晶の品質を改善させる余裕はないと考えられるためです。

待っていても、現状のままか、よけいに悪化するだけなのであれば、遊びたいゲームがある方は、欠陥には目をつぶって今買ってしまったほうが…(と、さりげなく任天堂を擁護してみる)。

最近のDS Liteの液晶2007年06月10日 16時23分01秒

けつにょ~~~

最近、各所でとりあげられてきているので、私も被害者(?)の一人として声を上げようと思います。最近のNintendo DS Liteの液晶画面が、以前のものより品質が悪くなっているという噂は、少なくとも私にとっては真実です。

こちらに、昨年4月に買ったDSLと、今年5月のGW頃に買ったDSLの比較ページをご用意いたしました。

まず、斜めからの見た目の比較です。今年5月に買ったほうは、赤っぽく色づいて、いわゆる「血尿」状態になっています。でも、これは特にプレイに影響するものではないのでとりあえず措いておきます。

問題は残像です。写真では分かりづらいですが、今年5月に買ったほうの画面は残像が酷いです。

この「スクロール」画面は左から右への高速スクロールを撮影したものです。「スクロール(拡大)」を見ると、昨年4月に買ったほうは立ち上がり・立ち下がりに1フレームしか要していないのに対して、今年5月に買ったほうは3~4フレームを要しているのが分かります。実際のプレイでは、キャラクターが尾を引いているように表示されますし、色調や移動速度によってはほとんど視認できなくなってしまいます。

で、明らかに調整不良だろコレ、と思ったので、さっそく任天堂に問い合わせ、指示に従って宅急便で送付しました。任天堂からの回答は「個体差の範囲」とのことでした。つまりこれが仕様である、と。プレイに悪影響が出るほど残像ぐっしょりなのが仕様である、と。うぇ~~~~まじっすか~~~~。

もうすぐ新色が登場とか、ピカチュウモデル発売とか、購買欲をあおるニュースが聞こえてきますが、液晶が改善されるまで待ったほうが賢明でしょうねぇ…。


(2007/6/17追記)液晶以外の不具合について。ヘッドホン端子は奥まで挿すとモノラルになります。少し浅めに挿せば一応はステレオになりますが…。十字キー斜め入力、GBAカートリッジ認識は問題ありません。


(2007/8/25追記)別エントリに新たなサンプルページを掲示しました(軽量版通常版)。